サンオーシャンの陽介です。
緊急事態宣言も解除されて今後は大会が増えるといいですね。
今回のブログから自分やチームメイトが使ったことがあるラケットやラバーについて紹介をしていきたいと思います。
用具シリーズの第一弾として、テナジー19を紹介したいと思います。
【テナジー19について】
テナジー19はバタフライから発売されていて、テナジーシリーズの最新作です。スポンジ硬度は他のテナジーシリーズと一緒の硬度になっています。
テナジー19は他のテナジーシリーズよりも小さなツブを採用しながら、ツブを密集をさせることで相手のボールに押し負けないシートが特徴となっているとバタフライのカタログで紹介されています。
使用選手を見るとアメリカのジャア選手、ドイツのバルザー選手、日本の三部選手、タイのスターシニー選手が使用していると言われています。トップ選手はテナジー19よりもディグニクス05やディグニクス09Cの方を使用しているようです。
【使用環境】
テナジー19赤厚(91g)
ティモボルALC(総重量180g)
ティモボルスパーク(総重量176g)
【ティモボルALCで球突きをしている時の感想】
シートがちょっと硬いかなということと良く弾むと感じました。
【ティモボルALCにテナジー19を貼って打った感想】
シートが硬く感じ、パワーがある人でないと上手くボールを食い込ませることができないのではないかと感じました。ブロックをしてもらった相手からは球質が綺麗と言われました。
しかし、力を入れなくてもスピードと威力のあるボールを打つことができました。
バックは今まで使っていたラバーより弧線が出るようになりました。弧線がでることで安定感が出やすいのかと思います。
ツッツキは回転力が増し、弾むだけあって台上深くに入る感じがあります。
ストップについてはシートが硬くて弾みやすいため、短く止まらないかなと思いましたが、思ったよりも短く止めることができました。
【ティモボルスパークで球突きをしている時の感想】
高い打球音がするということ、ティモボルALCほどではないですが硬いかなということを感じました。また、弾みもティモボルALCよりは弾みませんが、弾むのかなと思います。
【ティモボルスパークにテナジー19を貼って打った感想】
ドライブがティモボルALCと比べて弧線を描くので最初はコントロールは難しいかなと感じました。自分がスイングした方向にボールが飛ぶため、打点が遅くなると持ち上げるようなスイングになるため、オーバーミスが多くなると感じています。
バックハンドでは思いの外、プッシュや弾く打球が入りました。
【ティモボルスパークにテナジー19を貼って半年打った感想】
ティモボルスパークにテナジー19を貼って半年使用した感想を書かせていただきます。使用していくうちに思ったより硬いラバーではないのかなというくらいラバー硬度が柔らかく感じるようになっていきました。慣れれば慣れるほど、ボールの威力、安定感やコントロールのしやすさも感じるようになっていきました。プラボールになって一度、テナジー05を使用しましたがプラボールが硬く、使いにくいという印象を持ちました。しかし、テナジー19にはそのような印象がないほど使いやすさを感じました。オススメ出来るラバーの一つになりました。
【テナジー19はフォア面バック面どちらに貼る?】
テナジー19は正直フォア面でもバック面でもどちらでもラバーの力を発揮させられるのではないかと思います。しかし、自分的な感覚になってしまいますが、テナジー19はフォア面に貼って使用した方がいいのかと思っています。
相手のドライブに対するカウンターは安定します。自分はバックではあまりカウンターはしないというところはあります。
後はテナジー05よりも柔らかく感じるのも自分がフォア面で使う理由の一つでした。柔らかいだけあってテナジー05と比べるとテナジー19は回転をかけやすいのかと思っています。
【まとめ】
ラケットやスイングによって、弧線を描くボールを打てたり、直線的なボールになったりするのかもしれません。
また、スイングした方向に飛ぶので打球する位置(肩の位置)を高めに設定した方がいいかもしれません。
シートが硬いため、インパクトが強い人は使いやすいかもしれないので上級者向けか中級者でも自分でボールを食い込ませることができる人は使いやすいかもしれません。
一時期、自分はディグニクス05も使っていましたが、ディグニクス05よりもテナジー19の方が使いやすいと思いました。ディグニクス05が合わなかった人は試しに使ってみても良いのかなと思います。
自分はもっとテナジー19を使いこなせるように練習していきたいと思います。