カテゴリー
用具シリーズ

DNA PRO M 使った感想レビュー

サンオーシャンの陽介です。
以前一時的に使用していたDNA PRO Mについてレビューしていきたいと思います。
DNA PRO Mを使用する前はフォアバックともにDNA PRO Sを使用していたのですが、一時期フォア面をDNA PRO Mにしました。

そこで今回はDNA PRO MとDNA PRO Sの違いを自分なりに書いていきたいと思います。
※現在はフォア面がDNA ドラゴングリップを使用しておりますのでそちらも今後レビューを使用していきたいと思います。

[DNA PRO Mの基本情報]
DNA PRO MはSTIGAから発売されているテンション系裏ソフトとなります。
硬度は47.5度となります。テンション系のラバーなら硬度は普通なのかと思います。
重さに関しても同じDNAシリーズで使っていたDNA PRO Sと同じくらいかと思います。

[なぜDNA PRO SからMにしたのか]
DNA PRO Sではスポンジが柔らかすぎて威力が出ていないというアドバイスがあったために変更しました。
DNA PRO Sだとスポンジが柔らかすぎて食い込みすぎて威力が出ていなかったのではないかと考え、少し硬めのラバーであるDNA PRO Mにしました。

[DNA PRO MとDNA PRO Sの比較]
ボールスピード
DNA PRO M>DNA PRO S
今までDNA PRO Sを使用していましたが、自分の打ち方が大きな原因だと思まわれますが、ボールのスピードはあまり出ていませんでした。
フォア面をDNA PRO Mにしたところ、DNA PRO Sよりスピードが出るようになっています。
しかし、スポンジの硬度をソフトからミディアムにしたことで球離れが早くなり、コントロールは難しくなります。

ボールの威力
DNA PRO M>DNA PRO S
ラバーの硬度を硬くしたことでボールの威力は今までのDNA PRO Sよりも増しました。

ツッツキのキレ スピード
DNA PRO M>DNA PRO S
ツッツキのキレやスピード、回転はDNA PRO Mの方が断然あります。
また、体感的にはDNA PRO SよりもDNA PRO Mの方がツッツキをした際に浮かなくなったのかなと感じています。
DNA PRO Sはツッツキする際にボールがラバー上で滑ることがあったのですが、DNA PRO Mにしたことで滑るということはなくなりました。


カウンター
DNA PRO Mにしてからフォアのカウンターは前よりも安定するようになったと感じています。
柔らかすぎると相手の回転に影響されてミスすることが多いと感じることが多かったのですが、DNA PRO Mにしたことで回転量に影響されなくなってきたかなと思います。


[まとめ]
今回はDNA PRO Mのレビューをさせていただきました。
フォアにDNA PRO Sを使っていてもっと威力やスピードを出したいと考えている人DNA PRO Mにしてみたらいかがでしょうか。

カテゴリー
用具シリーズ

2022年気になる用具(ラバー編)

サンオーシャンの陽介です。
2022年も始まって2ヶ月が経ちますね。
そして続々と各卓球メーカーから新商品情報が出てくる時期になってきました。
今回は今自分が試打してみたいと思うラバーを取り上げていこうかと思います。

・輝龍(ヤサカ)

ヤサカから発売されている粘着テンションのラバーになります
ディグニクス09CやDNA DRAGON GRIPなどを試打してみましたが自分にとって硬いのかなと感じています。輝龍は重量が翔龍よりも軽いということ、ラバーの厚さが厚からあることカタログ上の硬度表記では45~50となっていて他の粘着テンションに比べて柔らかいのかと思い気になっています。
テンションから粘着テンションに移行する人の最初のラバーにピッタリなのかと思っています。


・ハイブリッドK3 (TIBHAR)

TIBHARから発売されている粘着テンションのラバーとなっています。
ハイブリッドK3は東京オリンピックで活躍したヨルジッチ選手が使用していると言われているラバーになります。
ラバー硬度は53°となっています。硬度を見ると上級者向けなのかと思っています。
自分としたら硬度を見ると硬いのかと思いますが、柔らかいラケットと組み合わせた時にどうなるか試してみたいと思っています。他の卓球メーカーから発売されている粘着テンションと打ち比べしてみたいです。


・ブルーグリップ S2(ドニック)

ドニックから発売されている粘着テンションのラバーです。
スポンジ硬度が42.5°となっていて、柔らかいソフトスポンジを使用しているというカタログ表記なのでとても気になっています。ソフトスポンジが使用されているので自分のスイングスピードや筋力でも食い込みやすいのかと思っています。
輝龍と同じくテンションから粘着テンションに移行する人の最初のラバーにピッタリなのかと思っています。


・V>20ダブルエキストラ(VICTAS)

VICTASから3月に発売される予定のラバーになります。
ラバー硬度は52.5±3となっております。元日本代表の岸川聖也選手が開発に携わっているということで気になっています。
カタログの紹介ではインパクトの瞬間に重きを置いているラバーなのかと思っています。
自分的にはインパクトでしっかりと食い込んでほしいタイプなのでラバー硬度が52.5±3というのは少し硬いのかと思っています。スイングスピードが早い人、自分の力で食い込ませることができる人にはちょうどいい硬度なのかもしれません。

ジキル&ハイド V47.5(XIOM)

XIOMから発売される新作ラバーになります。
カタログ情報ではスポンジ硬度が47.5度で引っかかりを売りにしているラバーなのかと思います。
引っかかりがいいということは粘着系のラバーなのかとと思うのですが、粘着シートを使用はしてなさそうなのでテンション系のラバーをイメージしています。

ジキル&ハイド H52.5(XIOM)

XIOMから発売される新作ラバーになります。
カタログ情報では中国製の粘着トップシートを使用しているということで気になっています。硬度は52.5度ということで自分では硬いのではないかと思っていますあとは。また粘着のような癖玉がどれくらい出るのか気になっています。

[まとめ]

今回は今気になっているラバーについて取り上げてみました。これからSTIGAなどのメーカーが新商品を発表するのかどうか気になるので注目していきたいと思います。

カテゴリー
用具シリーズ

20222年気になる用具(ラケット編)

サンオーシャンの陽介です。
2022年も始まって2ヶ月が経ちますね。
そして続々と各卓球メーカーから新商品情報が出てくる時期になってきました。
今回は今自分が試打してみたいと思うラケットを取り上げていこうかと思います。

[気になるラケット]

•サイバーシェイプカーボン(STIGA)

STIGAから発売されている六角形のラケットです。モーレゴード選手が世界戦選手権で使用していて形などが話題になっていたラケットです。
スイートスポットが他のラケットより広いこと、台上技術がやりやすいという話なので気になっています。スイートスポットが広いということはどこで打っても安定した打球が増えるということになるので試打してみたい気持ちが強いです。
しかし、六角形なのでかどりやすいのではと思っています。


•ビスカリア SUPER ALC(バタフライ)

バタフライから3月1日に発売される新商品ラケットです。
アリレートカーボンより弾むようにしたスーパーアリレートカーボンを搭載したラケットになっているそうです。ビスカリアなどのアリレートカーボンよりも威力が出るラケットというイメージになるのかと思います。

バタフライ公式サイトに掲載されている使用選手一覧を見ると、オーストリアのガルドシュ選手やインドのグナナセカラン選手などが使用していると言われています。
しかし、昨年バタフライと契約した中国の樊振東(ファンジェンドン)選手が使用していないみたいなのが少し気になります。


•アイスクリームAZX i(XIOM)

XIOMから発売されているインナーのラケットになります。
アイスクリームAZX iの特徴としてゼフィリウムカーボンとアクシリウムカーボンという異なる特殊素材を片側ずつに搭載している点です。
異なる特殊素材を採用されているということは自分の戦型に合わせてどちらの素材をフォア面にもう片方の素材をバック面にというように選ぶことが可能になります。
球質の変化も出しやすいのかと思いますので球質の変化で勝負したい人などにオススメなのかと思います。


•ティモボル ZLF(バタフライ)

バタフライから発売されているティモボルシリーズの中の一つです。今更感がありますがZLファイバーという特殊素材を使用されているラケットになります。
カタログの紹介文では弾みを提供しつつ軽いラケットということが書かれています。
自分の中でのイメージは弾みはALCとZLCの中間くらいなのかなというイメージがあります。
軽いラケットということで、筋力が少ない人でも扱いやすいのかと思っています。自分もそこまで筋力がある方ではないので気になっています。


•アン・ジェヒョン TMX i(XIOM)

韓国代表で2019年の世界卓球個人戦で銅メダルを獲得しているアン・ジェヒョン選手が使用しているラケットが4月に発売されます。
カタログの紹介では3種類の特殊素材をミックスさせたラケットということですがどのような打球感になるのか気になります。ラケット名を見るとインナーのラケットになるかと思います。

[まとめ]

今回のブログで挙げさせていただいたラケットについて試打できる機会があれば試打していきたいと思っています。
今後も色々とラケットが発売されていくかと思いますが、その時その時の自分のプレースタイルに合わせて用具を変えて行こうかと思っています。けど今はインスピーラCCFで満足してるのでその時期は当面後になりそうです。

カテゴリー
用具シリーズ

用具シリーズ-マントラSとDNA PRO Sの比較

サンオーシャンの陽介です。
今回はスティガから発売されているマントラSというラバーについて紹介と同じスティガから発売されているDNA PRO Sとも比較していきたいと思います。

[マントラSとは]

マントラSはスティガから発売されている、テンションラバーとなります。スティガのカタログの紹介では、ボールをつかむ感覚と適度な球離れの早さ。安定したラリーを好む選手にと記載されています。
マントラはスポンジ硬度がソフト、ミディアム、ハードの3タイプがあり、プレースタイルなどでスポンジの硬さを選ぶことができます。
マントラのハードは今年の世界卓球でシングルス2位になったスウェーデンのモーレゴード選手が一時期使用していたと言われています。

[マントラSとDNA PRO Sの比較]

自分は現在DNA PRO Sを使用していて、DNA PRO Sが発売される前にマントラSを使用していました。どちらも使用したことがあるので自分なりに比較していきたいと思います。
スポンジの硬さはどちらもソフトになっています。
ちなみにマントラSのスポンジ硬度が44°±3に対して、DNA PRO Sは42.5°となっていますので若干DNA PRO Sの方が柔らかいです。
マントラシリーズとDNA PRO シリーズを見ても全てのシリーズでマントラシリーズの方がカタログ上のスポンジ硬度が高い値になっています。

•グリップ力
グリップ力は断然DNA PRO Sの方があると思います。
マントラSもグリップ力はあると思いますが、マントラSの後にDNA PRO Sを使用したらマントラSのグリップ力はそうでもないのかなと思います。自分的にはラバー選びでグリップ力を重要視しているので現在はDNA PRO Sを使用しています。

•フォアドライブ
フォアドライブの威力、回転、スピードどれをとってもDNA PRO Sの方があると思います。擦り打ちよりもぶっつけ打ちの方がマントラSは威力や回転はかかるかもしれません。

•弾道
マントラSは直線的で、DNA PRO Sが弧線を描く弾道になっているのかと思います。

•球離れ
球離れの早さはマントラSの方が早いのではと感じます。
球離れが早いということは相手を詰まらせることができるのでブロックなどでも有効に使えるのではないかと思います。
また、球離れが早いためにマントラSは弾道が直線的になりやすいのかと思います。

•サーブ
サーブについもグリップ力のあるDNA PRO Sの方が回転はかかるのかと思います。
マントラSは球離れが早いのでサーブで回転をかける前に飛んでいくイメージがあります。

•レシーブ
レシーブのやりやすさは自分的にはどちらも同じくらいかと思います。マントラSは球離れが早くツッツキで相手を詰まらせることができます。DNA PRO Sはレシーブ全般何でもできるというイメージを自分は持っています。

[マントラSを使用するなら]

マントラSはグリップ力もありつつ、弾きの良さもあるため、前陣で戦う人の向けのラバーなのかと思います。
自分は両面にマントラSを使用しましたが、フォアはDNA PRO Sの方がいいのかなと思います。バックであればミート系の打法をよく使う人なら十分使えると思います。フォアでマントラSを使用するならスマッシュ系を多用していく戦い方がベストなのかと思います。

ちなみにDNA PRO Sを使用する場合はこちらのブログを参照ください。

[まとめ]

今回はマントラSの紹介と同じSTIGAから発売されているDNA PRO Sとの比較をさせていただきました。自分なりの考えではミート打ちならマントラSを選択し、回転をかける戦いをするのであればDNA PRO Sを選択するのがいいかと思います。

カテゴリー
用具シリーズ

自分が使ったラケット- 5選

サンオーシャンの陽介です。
10月にインスピーラCCFを購入して、練習を頑張っています笑
よくよく考えたらラケット何本買ってるんだと思っています。
そんなこんなで今回は自分が使ったラケットを紹介していきたいと思います。

①SA-01(バタフライ)

バタフライから発売されていたSA-01を一番最初に使用していました。
SA-01は軽くて弾みを抑えていて、コントロールしやすいラケットで基礎技術を覚えるのにぴったしなのかと今考えると思います。
しかし現在は、SA-01は廃盤になっています。

②ティモボルスパーク(バタフライ)

バタフライから発売されていたティモボルスパークを中学後半に使用していました。ティモボルスパークは社会人復帰後にも使用していて、今まで使った中で一番良かったのではというラケットです。
ティモボルスパークは特殊素材がアリレートのみというラケットで今ではほとんど発売されていないのではと思うものです。 廃盤になったのが惜しいラケットです。

ティモボルスパークの使用感については過去のブログでも紹介していますのでそちらもご覧ください。


③ティモボルALC(バタフライ)

④インナーフォースレイヤーZLC(バタフライ)

社会人復帰後ティモボルALCやティモボルスパークでは自分の思ったプレーができないと思い、使用したのがインナーフォースレイヤーZLCです。インナーフォースレイヤーZLCは文字通りインナー仕様でボールをつかむ感覚が特徴のラケットになっています。

インナーフォースレイヤーZLCについても過去のブログに少し触れさせて頂いておりますので、気になる方はそちらをご覧ください。

⑤オールラウンドクラシック(スティガ)

社会人になって再度卓球をやるようになったある時期にスティガから発売されていたオールラウンドクラシックを使用していました。
特殊素材が入っていない木材だけを使用した5枚合板のラケットになります。
オールラウンドクラシックはほんの数回しか使用しませんでしたが、一番最初に使用したSA-01に感覚が近いと思います。

オールラウンドクラシックの印象は弾まずコントロール性能が高いラケットという印象でした。そのため、卓球始めたての人などが使用するのが良いのかなと思います。

[まとめ]

今回は自分が使用したラケットについて取り上げさせていただきました。
使用したラケットたちはそれぞれいいところがあったと思います。
現在使用しているインスピーラCCFもいいところがあるので使いこなせるように頑張って行きたいと思います。

カテゴリー
用具シリーズ

用具シリーズ-マークVは初心者最強ラバー?

サンオーシャンの陽介です。
今回はヤサカから発売されているマークVについて紹介していきたいと思います。

[マークVについて]

マークVはヤサカから発売されているスピード、スピン、コントロールを高いレベルでバランスよく搭載した天然ゴム主体の高弾性裏ソフトラバーです。硬度は40~45°になっています。
テンションラバーより柔らかいため、打球感が柔らかく、ボールを掴みやすいと思います。マークVが発売されたのは1969年なので50年以上ということになります。

[マークVシリーズについて]

マークVシリーズは、マークVの他にもマークV30°、マークV AD、マークVM2、マークV XS、マークV HPSソフト、マークV HPS、Vステージの8種類が販売されています。
一番柔らかい硬度が マークV30° の30~35 ° になっています。
また、マークV XSは微粘着性シートが採用されています。

[マークVのイメージ]

卓球を始めて間もない人が基礎を身につけるために使うラバーというイメージが自分の中にはあります。
また、回転量やスピードなどはテンションラバーと比べると落ちるというイメージがありますが、テンションラバーよりも柔らかいため、回転はかけやすいと思います。そして何といってもテンションラバーよりも扱いやすいというイメージがあります。

[マークVを使用していた選手]

TTさいたまの英田理志選手が以前に使用していたり、マークVを使用して世界チャンピオンになった選手がいると言われています。

[実際に使用した人の声]

・基礎練習に最適なラバー
ラバー自体がテンションラバーより弾まないため、身体全体を正しく使うことが求められる。
回転量は最近の表ソフトラバー同じくらいの性能ではないかとのこと。

[マークVに合うラケット]

ヤサカから発売されているマークウッド、マークカーボンが一番マークVの特性を活かせるのではないかと思います。マークウッドはスウェーデン製の5枚合板ラケットに対して、マークカーボンは薄いカーボンが入っているラケットとなっています。最初にマークウッドを使用し、レベルアップしたり、弾みに満足出来なくなってきたら、マークカーボンに移行出来るのではないかと思います。

後はカーボンなどの特殊素材よりも特殊素材が入っていないラケットの方がいいのかと思います。

[まとめ]

マークVは基礎が固まっていない初心者が使ったりするイメージがありましたが、調べてみるとTTさいたまの英田理士選手が以前使用していたことがあるということで、幅広い層が使えると認識が変わりました。また、マークVシリーズには様々なタイプの種類が発売されているので自分のレベルに合ったラバーを使用出来るのではないかと思います。

カテゴリー
用具シリーズ

用具シリーズ-ティモボルスパーク使用感

サンオーシャンの陽介です。
この頃段々と寒くなって来て冬が近づいて来てますね。
今日は長年使用していたティモボルスパークについて書いていきたいと思います。

[ティモボルスパークとは?]

ティモボルスパークはバタフライから発売されていたシェークハンドのラケットです。
5枚合板にアリレートが入っている構成のラケットになっています。現在は廃盤になっているラケットです。
アウターかインナーどちらかといえば、アウターになります。
水谷隼選手が以前使用していたラケットと言われています。
木材から移行して初めて特殊素材を使用する人にもってこいのラケットだと思います。
自分もすんなり移行ができた記憶があります。

[ティモボルスパークの使用感]

弾みは今発売されている特殊素材系のラケットより劣りますがその分、安定感やコントロールのしやすさはあります。
また打球感が柔らかく木材ほどではないですがしなりがあるのが自分的には好きです。

[ドライブ]

フォアドライブ、バックドライブともに回転はかけやすいと思います。しかし弾まないので相手コートに深く入れるようなボールを打ちたい場合や威力を出したい人は弾むラバーを使用した方がいいと思います。
薄く擦る感覚のループドライブはしっかりと回転がかかってくれます。

[ブロック]

弾まないためブロックはしやすいのかと思います。またプッシュブロックも出来るのでブロックの幅は広がると思います。
相手のボールの威力には押されやすいと思います。

[サーブ]

サーブについても安定感があり、意図せずロングサーブになってしまったというのは少ないと思います。意図して出したロングサーブのスピードが今発売されているラケットと比べると遅いのが唯一の難点かと思います。

[レシーブ]

レシーブについても台上に収まりやすいというのが印象的でした。ツッツキ、ストップなどやりにくい技術はこれといってありませんでした。特にストップは短く止めやすかったです。

[引き合い]

自分は比較的中陣で戦うことが多いです。
そのため、ラリーが続く相手には引き合いになることが多いです。
ティモボルスパークでの引き合いはラバーとの相性にもよりますが結構相手のボールに押されることが多かったです。また、弾まないため、飛距離も限られてきます。ティモボルスパークで引き合いをやる場合には台との距離感が重要なのかもしれません。
 
[ティモボルスパークに合うラバー]

ティモボルスパークは木材が比較的柔らかいと思うので、自分の力でしっかりと食い込ませて回転をかけられる人は硬いラバーでもいいかと思いますが、出来ない人は柔らかいラバーの方が合うと思います。
柔らかいラバーを貼っても木材にあるポコポコ感はないです。
後は現在発売されている弾むラバーと組み合わせると弾みが抑えられ、コントロールしやすいかもしれません。

ちなみに自分はテナジー05、テナジー19、テナジー64、DNA PRO Sを使用しましたが、最初は慣れが必要でしたが使っていくうちに慣れていきました。


インナーフォースレイヤーZLCとティモボルスパークの比較についてはこちら

[まとめ]

今回は長年愛用したティモボルスパークのレビューを書かせていただきました。
自分の中では今まで使用したラケットの中では一番評価の高いラケットだと思います。インスピーラCCFもティモボルスパークと並ぶくらいのラケットになるように練習を頑張っていきたいと思います。

カテゴリー
用具シリーズ

なぜインスピーラCCFに変えたのか-5つの理由

[なぜインスピーラCCFに変えたのか]

理由①
単純にティモボルスパークよりも弾むラケットにしたいと思っていたから。

ティモボルスパークにも満足していましたが、もう少し弾んで欲しいなと思う時がありました。
また、自分のプレースタイルやプレーエリアを考えると、前陣というより、中陣でプレーすることが多いです。ティモボルスパークでも中陣で戦うことはできますが、下がって打った際のボールが浅く、そのボールを狙われて失点するというパターンが多いと思っていました。そのため、インスピーラCCFにしました。
インスピーラCCFは弧線を描き台の深くに入ってくれます。

理由②
相手のボールを抑えられていないケースが結構あると指摘を受けたため。

確かにブロックをする際に相手の回転や威力に対して抑えることができず、ミスするパターンがあるのかなと自分でも思っていたのでティモボルスパークよりも板厚なインスピーラCCFにしました。

理由③
ティモボルスパークでは限界を感じたから。

ティモボルスパークは何度も言うようにとてもいいラケットだと思います。しかし、年齢が上がるにつれて筋力が落ちてきて、ボールを飛ばす力がなくなってくるのかと思っています。そこでラケットの性能を上げてより飛びつつもコントロールしやすいラケットを探そうと思いました。そこで気になっていたのがインスピーラCCFでした。

理由④
ラリー戦で守勢から攻勢への転換を増やしたい

ティモボルスパークはどちらかというと、安定感はあるが威力がなく、どうしてもラリー戦で守勢に回ることが多かったです。今後は守りだけでなく、守りから攻撃への転換する回数を増やしていきたいと思っています。より威力の出るラケットにしてラリー戦で自分が主導権を握れるようになりたいという思いで、インスピーラCCFにしました。

理由⑤
ティモボルスパークよりも弧線を描くものにしたかったから

ティモボルスパークよりも弧線を描くラケットにし、より安定感の優れた卓球にしたいと考えていました。直線的なボールだとどうしてもミスが多くなり、安定感がないのかと思うのと中国選手は使うラバーが違えどしっかりと回転をかけ、弧線を作ることで安定感を作り出していると思います。そこで出会ったのがインスピーラCCFとなりす。

[最初からインスピーラCCFにしようと決めていたのか]

実を言うと最初からインスピーラCCFにしようとは決めていませんでした。どちらかと言うと同じSTIGAから発売されていたカーボネード45にしようと思っていました。しかし、ワールドスペックさんでカーボネード45を試打をしたところ、カーボンの特徴があまり出ないのかと思ったのと、木材によくあるポコポコする感覚があまり好きではなかったからです。
ちなみに試打したラバーは同じでDNAプラチナのエクストラハードでした。

[まとめ]

今回はインスピーラCCFをメインラケットにした理由を書かせていただきました。
色々と理由を書きましたが、それを使いこなせるかどうかは自分次第なので空想にならないように練習頑張っていきたいと思います。

カテゴリー
用具シリーズ

用具シリーズ-神ラバーのDNA PRO S

サンオーシャンの陽介です。
皆さんはラバーはいつも同じものを使っていますか?
自分はここ2年ほどメインラバーとしてDNA PRO Sを使用しています。
そんなこんなで今回は用具シリーズとしてDNA PRO Sを紹介していきたいと思います。

[DNA PRO Sとは]


DNA PRO Sはスティガから発売されているテンションラバーです。
DNAはシリーズ化されていて、DNA PRO はSの他にスポンジ硬度がMとHが出ています。
さらにDNA PROシリーズより性能が上になるplatinaシリーズも出ています。
DNA PRO Sの硬度はカタログ表記上で42.5°となっています。

[DNA PRO Sを使った感想]


•ドライブ
柔らかいだけあってしっかりと食い込んで打てていますし、回転もかけやすいかと思います。
回転のかけやすさはラバー自体のグリップ力も影響しているのかと思います。
柔らかいラバーなのでミート系の打法はいいが、引き合い時に相手の回転に負けて打ち負けることがあるという意見もあります。

•サーブ
サーブについてもある程度の回転をかけることができています。またそんなにコントロールミスで台上で短くというのがミスで長くなるというケースはそんなにないです。

•ブロック
ブロックについては本当に安定しています。
バックプッシュのようなブロックをしても安定しています。

•台上技術
台上技術全般もこれといって難しいという技術はないのかと思います。ツッツキは切れますし、ストップもしっかり短く止まってくれます。
また、チキータはラバーのグリップ力で持ち上げることは簡単かと思います。

DNA PRO Sはどちらかというと前陣でプレーする人向けなのかと思っていましたが、自分が使っていくうちに中陣でもしっかり戦えるラバーだったのかと思います。回転量で勝負したり、コースを突くような卓球にしていきたいと思っています。

【DNA PRO Sを使用するならどんなラケットに貼るか】

・ミート系を主に使用する人
ミート系やスマッシュを良く使用すのであれば木材のみで構成されているラケットが合うような気がします。

・中陣で戦ったり、ドライブをメインに使う人
中陣で戦う人がDNA PRO Sを使用するのであれば硬めのラケットを使用しつつ、弾みのあるラケット(ALC、ZLC)などを使用した方が良いのではないかと思います。

[DNA PRO Sを選ぶ上での自分なりのポイント]

自分が新品のDNA PRO Sを購入する時にいつも行っているのはは売っている中で一番軽いものを選ぶようにしています。
軽いラバーを選ぶことでスポンジは柔らかいと考えているからです。
自分のインパクトの強さでボールを食い込ませることができればもっと硬いラバーなどを使えるかもしれませんが自分にはそれが出来ないのでなるべく柔らかく軽いラバーを選ぶようにしています。ちなみに自分はカット後の重量が43gのものを使用したことがあります。

[DNA PRO Sはフォアとバックどっちに使用した方がいいか?]

自分はフォア・バックどちらでも、使えるのかなと思います。
自分的に組合せを考えてみると安定感を求めるなら両面DNA PRO S、バックが苦手という人はフォアは硬めのラバーでバックにDNA PRO Sの選択はありだと思います。それか、柔らかめのラケットにバックをDNA PRO Sを貼り安定を求めるのもいいと思います。

[まとめ]


今回はスティガから発売されているDNA PRO Sについて書かせていただきました。
DNA PRO Sは神ラバーだと思ってるいるので是非使っていただきたいラバーの一つです。
回転量で勝負したい人、安定感で勝負したい人、コース取り中心の卓球をする人にはもってこいのラバーだと思います。

カテゴリー
用具シリーズ

用具シリーズ-インスピーラCCFはどうなのか

サンオーシャンの陽介です。
以前気になる用具シリーズで紹介していたインスピーラCCFをとうとう購入しました。
そこで今回はインスピーラCCFについて使用感などを自分なりに書いていきたいと思います。

[インスピーラCCFの基本情報]

インスピーラCCFはスティガから発売されているラケットです。
スティガからはあまり発売されていないインナー仕様のラケットとなっています。
また、インスピーラCCFの特徴の一つとして、板が厚というところです。板厚は6.3mmという卓球のラケットであまり見ない厚さなのかと思います。
重量は平均重量が88gとなっています。
弾道は弧線を描き、ボールがラケットに当たった瞬間上に上がる感じがします。
そのため、しっかりと回転をかけて相手コートにボールを沈めるといった意識が必要かもしれません。
グリップは若干ザラザラします。気になる人はヤスリなどで整えた方がいいと思います。またグリップは太めのグリップになっています。バタフライのラケットからスティガのラケットにしたのですが、グリップの太さにはビックリしました。板厚が厚いので、グリップも太くなったのかなと思います。

[使用環境と重量]

ラケット:インスピーラCCF
グリップ:フレア
フォア面:DNA PRO S厚
バック面:DNA PRO S厚
総重量:179g

グリップレンズ

[なぜインスピーラCCFを選んだのか]

なぜ今回ティモボルスパークからインスピーラCCFに変えようと思ったのかというといくつか理由があります。
①単純にティモボルスパークよりも弾むラケットにしたいと思っていたからです。
自分のプレースタイルやプレーエリアを考えると、前陣というより、中陣でプレーすることが多いです。ティモボルスパークでも中陣で戦うことはできますが、下がって打った際のボールが浅く、そのボールを狙われて失点するというパターンが多いと思っていました。そのため、インスピーラCCFにしました。

②相手のボールを抑えられていないケースが結構あると指摘を受けたため。
確かにブロックをする際に相手の回転や威力に対して抑えることができず、ミスするパターンがあるのかなと自分でも思っていたのでティモボルスパークよりも板厚なインスピーラCCFにしました。

[軽打について]

今まで使っていたティモボルスパークよりもやはり、飛ぶなと感じています。慣れるまでに苦労するかなと思っています。
ブロックは板が厚いということで、相手の威力に押されることなく、ブロックできていると思います。ティモボルスパークを使用している時は相手の回転に押されてブロックのオーバーミスが多かったですが、インスピーラCCFを使用すると、相手の回転に押されてブロックミスというのは減ったかと思います。

[ドライブについて]

ドライブは力を入れなくてもスピードは出るのかなと思います。
イメージ的には擦って打つよりもぶつけて打つというイメージを持った方がいいボールがいくと思います。

[台上技術について]

最初は板厚のため、自分は短く抑えるのが難しくストップが台から出てしまうということがありました。慣れていくにつれて、短くコントロールできるようになってきています。
チキータについてもやはり最初は飛びすぎてオーバーミスということが多いです。

[サーブについて]

板厚が厚いため、ある程度サーブに対してもスピードは出ます。
しかし、ティモボルスパークと比べるとサーブコントロールは難しくなります。当て方、切り方などを練習していけば、ティモボルスパークよりも回転はかかるのではないかと思います。

[インスピーラCCFに合うラバー]

正直言ってテンション系のラバーでも粘着ラバーでも合うのかなと思います。
ラバーの硬さだけを考えると硬めのラバーの方がいいのかなとは思います。インスピーラCCFは外板に柔らかい木材をしているので自分の力でボールを食い込ませられる人は硬いラバーでも大丈夫だと思います。

[まとめ]

今回は前から気になっていたインスピーラCCFについて書かせていただきました。
前のラケットより飛ぶということ、板厚が厚いということでボールを食い込ませて打つ前に飛んでいってしまうといったところをもっと練習をして、慣れていけばもっと良くなると思うので、早く使いこなせるようにしていきたいと思います。