サンオーシャンの陽介です。
用具シリーズの第5弾として今回は自分が高校時代から使用していたティモボルALCを紹介していきたいと思います。
【ティモボルALCについて】
ティモボルALCはバタフライから販売されているアリレートカーボンを搭載しているシェークハンドのアウターラケットです。
ブレード構成:5枚合板+アリレートカーボン
ブレード厚:5.8mm
平均重量:85g
ティモボルALCはティモボルブレードシリーズの一種類として販売されております。
ティモボルブレードシリーズではティモボルALC、ティモボルZLC、ティモボルZLF、ティモボルT5000、ティモボルW7が2009年に発売されました。
また、それ以前にもティモボルスピリット、ティモボルスパークなどが発売されています。
【ティモボルALC使用選手】
ティモボル選手
ティモボル選手はティモボルALCを使用し、ヨーロッパ選手権などを優勝しています。
※東京オリンピック前からティモボル選手はティモボルALCからラケットを変更していると言われています。
ティモボル選手の他にも、オーストリアのガルドシュ選手、フェゲアル選手、アメリカのジャア選手などが使用しています。
【ティモボルALCの使用環境・感想】
ティモボルALC(FL):91g
ティモボルALCの打球感は少し硬いかなと感じます。弾みに関してはしっかりと飛ぶというイメージがあります。
・両面テナジー05
・フォア:テナジー05、バック:テナジー80
・フォア:テナジー19、バック:DNA PRO S
【両面テナジー05の感想】
高校時代は両面にテナジー05の厚を使用していました。
ドライブは筋力がない自分でもかなりのスピードが出たり、ある程度の回転をかけることができました。しかし、高校卒業後に打ってみるとインパクトが弱くスイングスピードが遅いと良いボールが行かないことに気付きました。やりにくい技術はないと思います。
【フォア:テナジー05、バック:テナジー80の感想】
高校卒業後に試しました。厚さはどちらも厚を使用。
この時に自分はブロックマンに目覚めました。
バックのテナジー80のブロックのしやすさがとても印象的でした。ティモボルALCにフォア面をテナジー80を使用した場合、テナジー05よりも回転がかからないイメージがありました。
【フォア:テナジー19、バック:DNA PRO Sの感想】
これは以前のブログに書かせていただいたのでそちらをご参考にしてみてください。
[ティモボルALCに合うラバー]
上級者であれば、ディグニクスやテナジーなどのラバーが合うと思います。
中級者であれば、ディグニクスやテナジーといった硬いラバーだと扱うのは難しいと思います。
そのため、テナジーのFXシリーズやヤサカのラクザ7のソフトやラクザXソフト、ヴェガヨーロッパ、ヴェガヨーロッパDF等の柔らかいラバーが合うと思います。使用感の所にも書かせていただきましたが、ティモボルALCは硬いイメージがあるので柔らかいラバーと組み合わせることで扱いやすくなると思います。
【まとめ】
今回は自分が高校時代から使用していた、ティモボルALCを書かせていただきました。
ティモボルALCは基礎がしっかりとしていて、インパクト力があり、自分の力でボールを食い込ませることができる人で有れば、使いこなせるのではないかと思います。
ティモボルALCを使用した場合、フォア面はテナジー05が一番しっくり来たイメージがあります。またやりにくい技術はないのかなと思います。ティモボルALCとテナジー05の組合せはプロの選手でも使用している組合せなので相性は抜群だと思います。