サンオーシャンの陽介です。
今日は用具シリーズの第9弾として7月にスティガから発売される粘着性テンションラバーのDNA DRAGON GRIPについて書いていきたいと思います。
[DNA DRAGON GRIPの基本情報]
DNA DRAGON GRIPはスティガから7月に発売される粘着性のテンションラバーになります。
DNAシリーズ初の粘着性テンションラバーですね。
スポンジ硬度は55°となっています。DNAシリーズの中では最も硬いものとなっています。
スポンジの厚さはMAXのみとなっています。
DNA DRAGON GRIPは新しいテクノロジーを採用することで、グリップ力、コントロール力、強い回転を提供するとカタログ上では記載されています。
[粘着性テンションラバーについて]
昨年から各メーカーが粘着性のテンションラバーを発売しています。
例えばバタフライならディグニクス09C、VICTASならトリプルシリーズ、ヤサカならラクザZ、翔龍、ティバーからハイブリッドK1J、ドニックからブルーグリップC2とR1、XIOMからヴェガチャイナなど色々と発売されています。
粘着性テンションラバーはディグニクス09Cがバタフライのトップ選手(ティモボル選手、オフチャロフ選手、今年全日本で優勝した及川選手など)が使用しているイメージがありますが、まだテンションラバーの方が粘着性テンションラバーより使われているのではないかと思います。
ちなみにディグニクス09Cの硬度は44°、VICTASのトリプルダブルエキストラは57.5°±3となっていて、ヤサカの翔龍は47°~52°の硬度になっていると言われています。
メーカーが違うため、単純比較は出来ませんが、DNA DRAGON GRIPは他の粘着性テンションラバーより少し硬いのではないかと思っています。
粘着性テンションラバーはテンションラバーより、回転がかかり、粘着ラバーよりもボールが飛ぶというイメージがあります。
【DNA DRAGON GRIPを試打した感想】
第一印象として硬いイメージがありました。実際に試打したところやはり硬かったです。
試打した感じでは食い込まずにそのまま飛んでいく感じでした。自分はインパクトが弱いため上手く食い込ませることができずに直線的なボールになっていました。
DNAドラゴングリップはインパクトが強い人やスイングスピードが速い人でないと使えないのかなというのが試打した時のイメージでした。DNA DRAGON GRIPの他にもヤサカから発売されている翔龍も試打しましたが、ボールの威力はDNA DRAGON GRIPの方があるようでした。
もし自分がDNA DRAGON GRIPを使うのであれば組合せは柔らかいラケットと組み合わせるのが良いのかと思います。
[まとめ]
DNAシリーズ初の粘着性テンションラバーであるDNA DRAGON GRIPは硬度が55°となっているため、他の粘着性テンションラバーに比べると硬いのかと思っています。硬いということは自分でボールをラバーに食い込ませる力を持っていなければ難しいのではないかと感じています。
また、粘着ラバーとテンションラバーではスイングを変えなければならないことがありますが、DNA DRAGON GRIPがスイングを変えることなく、今まで通りのスイングで使えるのであれば一度使ってみたいと思います。