サンオーシャンの陽介です。
この頃段々と寒くなって来て冬が近づいて来てますね。
今日は長年使用していたティモボルスパークについて書いていきたいと思います。
[ティモボルスパークとは?]
ティモボルスパークはバタフライから発売されていたシェークハンドのラケットです。
5枚合板にアリレートが入っている構成のラケットになっています。現在は廃盤になっているラケットです。
アウターかインナーどちらかといえば、アウターになります。
水谷隼選手が以前使用していたラケットと言われています。
木材から移行して初めて特殊素材を使用する人にもってこいのラケットだと思います。
自分もすんなり移行ができた記憶があります。
[ティモボルスパークの使用感]
弾みは今発売されている特殊素材系のラケットより劣りますがその分、安定感やコントロールのしやすさはあります。
また打球感が柔らかく木材ほどではないですがしなりがあるのが自分的には好きです。
[ドライブ]
フォアドライブ、バックドライブともに回転はかけやすいと思います。しかし弾まないので相手コートに深く入れるようなボールを打ちたい場合や威力を出したい人は弾むラバーを使用した方がいいと思います。
薄く擦る感覚のループドライブはしっかりと回転がかかってくれます。
[ブロック]
弾まないためブロックはしやすいのかと思います。またプッシュブロックも出来るのでブロックの幅は広がると思います。
相手のボールの威力には押されやすいと思います。
[サーブ]
サーブについても安定感があり、意図せずロングサーブになってしまったというのは少ないと思います。意図して出したロングサーブのスピードが今発売されているラケットと比べると遅いのが唯一の難点かと思います。
[レシーブ]
レシーブについても台上に収まりやすいというのが印象的でした。ツッツキ、ストップなどやりにくい技術はこれといってありませんでした。特にストップは短く止めやすかったです。
[引き合い]
自分は比較的中陣で戦うことが多いです。
そのため、ラリーが続く相手には引き合いになることが多いです。
ティモボルスパークでの引き合いはラバーとの相性にもよりますが結構相手のボールに押されることが多かったです。また、弾まないため、飛距離も限られてきます。ティモボルスパークで引き合いをやる場合には台との距離感が重要なのかもしれません。
[ティモボルスパークに合うラバー]
ティモボルスパークは木材が比較的柔らかいと思うので、自分の力でしっかりと食い込ませて回転をかけられる人は硬いラバーでもいいかと思いますが、出来ない人は柔らかいラバーの方が合うと思います。
柔らかいラバーを貼っても木材にあるポコポコ感はないです。
後は現在発売されている弾むラバーと組み合わせると弾みが抑えられ、コントロールしやすいかもしれません。
ちなみに自分はテナジー05、テナジー19、テナジー64、DNA PRO Sを使用しましたが、最初は慣れが必要でしたが使っていくうちに慣れていきました。
インナーフォースレイヤーZLCとティモボルスパークの比較についてはこちら
[まとめ]
今回は長年愛用したティモボルスパークのレビューを書かせていただきました。
自分の中では今まで使用したラケットの中では一番評価の高いラケットだと思います。インスピーラCCFもティモボルスパークと並ぶくらいのラケットになるように練習を頑張っていきたいと思います。