サンオーシャンの陽介です。
今回はスティガから発売されているマントラSというラバーについて紹介と同じスティガから発売されているDNA PRO Sとも比較していきたいと思います。
[マントラSとは]
マントラSはスティガから発売されている、テンションラバーとなります。スティガのカタログの紹介では、ボールをつかむ感覚と適度な球離れの早さ。安定したラリーを好む選手にと記載されています。
マントラはスポンジ硬度がソフト、ミディアム、ハードの3タイプがあり、プレースタイルなどでスポンジの硬さを選ぶことができます。
マントラのハードは今年の世界卓球でシングルス2位になったスウェーデンのモーレゴード選手が一時期使用していたと言われています。
[マントラSとDNA PRO Sの比較]
自分は現在DNA PRO Sを使用していて、DNA PRO Sが発売される前にマントラSを使用していました。どちらも使用したことがあるので自分なりに比較していきたいと思います。
スポンジの硬さはどちらもソフトになっています。
ちなみにマントラSのスポンジ硬度が44°±3に対して、DNA PRO Sは42.5°となっていますので若干DNA PRO Sの方が柔らかいです。
マントラシリーズとDNA PRO シリーズを見ても全てのシリーズでマントラシリーズの方がカタログ上のスポンジ硬度が高い値になっています。
•グリップ力
グリップ力は断然DNA PRO Sの方があると思います。
マントラSもグリップ力はあると思いますが、マントラSの後にDNA PRO Sを使用したらマントラSのグリップ力はそうでもないのかなと思います。自分的にはラバー選びでグリップ力を重要視しているので現在はDNA PRO Sを使用しています。
•フォアドライブ
フォアドライブの威力、回転、スピードどれをとってもDNA PRO Sの方があると思います。擦り打ちよりもぶっつけ打ちの方がマントラSは威力や回転はかかるかもしれません。
•弾道
マントラSは直線的で、DNA PRO Sが弧線を描く弾道になっているのかと思います。
•球離れ
球離れの早さはマントラSの方が早いのではと感じます。
球離れが早いということは相手を詰まらせることができるのでブロックなどでも有効に使えるのではないかと思います。
また、球離れが早いためにマントラSは弾道が直線的になりやすいのかと思います。
•サーブ
サーブについもグリップ力のあるDNA PRO Sの方が回転はかかるのかと思います。
マントラSは球離れが早いのでサーブで回転をかける前に飛んでいくイメージがあります。
•レシーブ
レシーブのやりやすさは自分的にはどちらも同じくらいかと思います。マントラSは球離れが早くツッツキで相手を詰まらせることができます。DNA PRO Sはレシーブ全般何でもできるというイメージを自分は持っています。
[マントラSを使用するなら]
マントラSはグリップ力もありつつ、弾きの良さもあるため、前陣で戦う人の向けのラバーなのかと思います。
自分は両面にマントラSを使用しましたが、フォアはDNA PRO Sの方がいいのかなと思います。バックであればミート系の打法をよく使う人なら十分使えると思います。フォアでマントラSを使用するならスマッシュ系を多用していく戦い方がベストなのかと思います。
ちなみにDNA PRO Sを使用する場合はこちらのブログを参照ください。
[まとめ]
今回はマントラSの紹介と同じSTIGAから発売されているDNA PRO Sとの比較をさせていただきました。自分なりの考えではミート打ちならマントラSを選択し、回転をかける戦いをするのであればDNA PRO Sを選択するのがいいかと思います。