サンオーシャンの陽介です。
皆さんは卓球ノートを作ったりしていますか?
自分は卓球ノートを作っています。
プロのスポーツ選手などもノートを書いている人は多いと
思います。
例えば、プロ野球選手でも試合中に気づいたこと、対戦した
投手や打者の感じたことをノートに書き記している人がいると
言われています。
卓球選手でも伊藤美誠選手はコーチと対策を記したノートなどを試合中に見ていることがありますよね。
しかし卓球ノートを書くにあたって、何を書けばいいのかがわからないために長く続かないということがあると思います。
そこで今回は自分がどのようなことを書いているかを紹介していきたいと思います。
1.練習内容を書く
日々の練習メニューを記入する項目です。
練習内容を書くことで調子が悪い時はどのような練習をすれば調子が上向きになっていったのか、試合前はどのような練習をして調整をしていたのかが分かると思います。
また最近練習で意識することも最近書くようにしています。
その日はどういったことを意識して取り組んだのかを書いとくことで、後で振り返った時に役立つかもしれません。
【例】
フォアドライブのバックスイングをコンパクトにすることを意識して練習する。
2.練習で良かった点を書く
練習や試合で自分のプレイのどこが良かったのかを書いて
いく項目です。技術や戦術で良かったところを思いつく限り書き出してみましょう。
【例】
・台との距離を今までよりも少し取ったことで、バックハンド
ドライブが良く入るようになった。
・相手にフォア前に下回転系のサーブを出された際に相手の
フォア側にサイドを切るようにツッツキをして相手に
ループドライブを打たせてカウンターをするパターンで点が取
れた。
3.練習で悪かった点を書く
練習や試合でどのような技術や戦術が悪かったのかを思いつく限り書き出していきましょう。悪かった点を書く際には改善点も一緒に記入していくと、次の練習での改善にも役立てることが出来ると思います。
【例】
・レシーブの際やラリー中のコースがワンコースにボールが
集まっていたから相手に読まれやすかった。もう少し、
コースを散らすように意識する。
・フォアドライブの打球点が落ちていたから打球位置を体の横で
捉えるように意識する。
4.新たに気づいたことを書く
練習や試合をしていた際に気づいた点を戦術面やメンタル面、何でも良いので書き出していきましょう。新たな気づきを記入していくことで、今後の卓球生活で役立つ場面があると思いますのでどんなことでも書いていくことが大事だと思います。
【例】
・今まで台の近くでへばりついて戦っていたが、相手のスピード、ピッチについていくことが出来ていなかったため、少し台から距離を取ることで、自分のプレーがしやすかった。
5.試合相手の気づいたことを書く
対戦した相手について気をつけるポイントを記入する項目です。オープン大会などでは同じ相手と何度も戦う可能性は低いかもしれませんが、学生は地区大会、練習試合などでよく当たる可能性はあります。そのような際に相手の特徴を抑えているか抑えていないかで戦い方は変わると思います。
最近、ベイビーステップというテニス漫画にはまっていて、その主人公、丸尾栄一郎が対戦相手についてノートに特徴を記入し、データを集めながら戦っていくという話に卓球でも応用することが出来るのではないかと思っています。
【まとめ】
今回は卓球ノートについて書かせていただきました。
卓球ノートを書くことで、その日の練習でどの技術が良くて、
どの技術の調子が悪かったのかや自分の考えをノートにまとめておくことで、いつか必ず役に立つ時があると思います。
また、常にベンチに指導者が入るとは限らないので自分で技術の修正や戦術の転換を出来るようにするためにも自分で考える力を卓球ノートで訓練することも可能かと思います。ノートに書くことが面倒な人はスマートフォンのメモ帳のアプリなどを使って記入してみましょう。日頃から思いついたこと、気づいたことをノートに記入するという習慣を身につけておけば、社会人になった時に役立つと思います。是非、卓球ノートを活用してみてはいかがでしょうか。