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粘着ラバーとテンションラバーの違いについて

サンオーシャンの陽介です。最近粘着性テンションラバーなど使う人が増えてきたのではと感じています。
今回は粘着ラバーとテンションラバーの違いについて拙い知識ですが書いていきたいと思います。

[粘着ラバーとは]
粘着ラバーはトップシートに粘着性を持たせて反発力が少なくなるかわりにボールの回転力を高めてくれるラバーです。
粘着ラバーを手で触ったりするとベタベタしたりし、ボールがラバーにくっついてしまうようなことがあります。
ボールに強い回転をかけるのに適しているラバーと言われているため、中国選手などが使用しています。また最近では、日本女子選手も使う人が増えてきています。例えば、石川佳純選手、伊藤美誠選手、早田ひな選手などが使用していると言われています。
中国選手の粘着ラバーは特別な粘着ラバーを使用していると言われており、日本では販売されていないものとなっています。

[粘着ラバーの代表格]
粘着ラバーの代表格として、キョウヒョウシリーズ、ゴールデンタンゴ、ニッタクのスピンシャル、タキファイアシリーズ、タキネスシリーズなどが挙げられます。
また最近では、バタフライからアイビスというラバーやVICTASからトリプルシリーズなどが発売されています。タキファイア、タキネス、アイビスはキョウヒョウと比べてしまうと粘着度が低いものと思います。
自分は中学時代に一時期タキファイアをフォア面に使用していました。

[粘着ラバーの良さ]
球威のあるボールが打てること。
テンションラバーと比べて癖球が出やすい。
また、中国選手の卓球を見ると台上のハーフロングのボールをラケットを寝かせて打てているのも一つの良さと考えています。

[テンションラバーとは]
ラバーにテンションを与えることで、弾力性と摩擦力を与えるのがテンションラバーです。
私が最初にテンションラバーを使用した際の感想はとても弾み、自分がいきなり卓球が上達したんではないかと錯覚してしまうくらいのものでした。

【テンションラバーの代表格】
テナジー05等のテナジーシリーズ、DNAシリーズ、ファスタークシリーズ等が挙げられます。自分はテナジー05等やDNA PRO Sなどを使用したことがあります。

[粘着ラバーとテンションラバーの違い]
実際に使っていた人に違いを聞きてみました。
粘着とテンションの扱いやすさの違いを考えると粘着ラバーは基本的にシートが硬いため、ボールをシートに食い込ませられるように身体の芯をしっかり立てて打てば球威のあるボールが打てるが、身体の芯をしっかり立てることができなければ棒球になってしまう。どんなボールでも身体を使って打てる上級者向けのラバーであるのが粘着ラバーと言えると思います。
テンションラバーは粘着に比べればシートが柔らかく扱いやすいけど、柔らかいと言うことはボールとぶつかる時の反発は弱まるため粘着にはボール威力が劣ってしまうそうです。

[まとめ]
今回は粘着ラバーやテンションラバーの特徴、それぞれの違いについて書かせていただきました。粘着ラバーにもテンションラバーにもそれぞれ良いところ悪いところがあると思います。自分のプレーに合ったラバーを選んでいくのが重要なのかと思います。
自分の中では粘着ラバーというのはラバー自体が重く、あまり弾まないイメージを勝手に思っていました。しかし、ボールがセルロイドからプラスチックに変わったことで回転がかかりにくくなったことが影響したことで粘着とテンションを組み合わせたラバーを開発したのではないかと思っています。
その結果自分の中では粘着=弾まないというイメージがなくなってきています。

作成者: 陽介

管理人の陽介と言います。
東京、神奈川で活動する卓球チーム「サンオーシャン」に所属しています。
サンオーシャンは東京、神奈川、埼玉、千葉などのオープン大会に参加しています。サンオーシャンや卓球についてブログを書いていこうと思います。

是非よろしくお願いいたします。

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